“バックビート

舞台「BACKBEAT(バックビート)」公式

NEWS

UPDATE:2023.05.24
森大輔氏による「BACKBEAT」オリジナルBGMを期間限定でYouTube公開

おかげ様で、大阪公演まで12回を終了し、公演も折り返しとなりました。
ここまでたくさんのご来場、誠にありがとうございます。
「BACKBEAT」では、本編中に実際のビートルズたちがカバーした名曲や、初期のビートルズ曲を生演奏していますが、感情の機微にかかるシーンでは、音楽監督・森大輔さんによる書き下ろし曲が物語に寄り添ってくださっています。
東京公演期間中限定で、その楽曲の中から1曲を公開いたします。BACKBEATご観劇の振り返りや予習、日々のヒーリング音楽としてなどなど、ぜひご視聴ください。

視聴期間:2023年5月24日(水)~31日(水)21:00まで

【♪スチュアートのテーマ】
映像公開は終了いたしました。
ご視聴ありがとうございました。


UPDATE:2023.05.24
いよいよ5/24東京公演開幕!公演レポート公開!

『BACKBEAT』の東京公演がいよいよ5月24日(水)に開幕いたします。
公演レポートが届きましたので、ぜひご覧ください。皆様のご来場を心よりお待ちしております。

【日程】5月24日(水)~5月31日(水)東京建物 Brillia HALL(豊島区立芸術文化劇場)

■公演スケジュール・チケット情報
■当日券情報・上演時間など、よくある質問
■公演グッズ
■初日キャストコメント


舞台写真


舞台写真



公演レポート

舞台は、戸塚演じるスチュアートが生き生きと絵を描くシーンから始まる。その表情が、動きが、情熱が、スチュは芸術家なのだと一瞬でわからせる。芸術家スチュは、親友ジョンに誘われ、ジョージ、ポール、ピートと共に、全員10代で「ビートルズ」となる。

印象的だったのははじまりのシーンだ。ジョンはスチュにベースを持たせ、弾き方を教え、スチュがたどたどしく鳴らす音に歌をあわせてみせる。さっきまでスチュは絵筆を持っていて、ベースを弾いたこともなかった。そこでジョンが生み出した音楽は、スチュだけでなく客席をも巻き込んだ。音楽というもの、そしてジョンという人から滲み出るカリスマ性を、加藤がとても魅力的に表現している。

ビートルズの末っ子ジョージはギターが好きで人懐っこい人だったそうだが、辰巳のジョージはまさにそれ。そして目をこすりたくなるほど10代である。ミュージシャンでもあるJUONの芝居はポールへのリスペクトが垣間見え、それが不思議とポールの才能を予感させるものにもなっている。上口演じるピートは後半まで心情が見えてこない人物だが、その心の内が見えたとき、「感じていたのはこれか」と納得する芝居を丁寧に積み重ねる。

愛加が演じるのはスチュと恋に落ちるアストリッド。写真家でもある彼女の凛とした姿勢がスチュにどれほど影響を与えたか一目で理解させるオーラが放たれる。エルヴィス役の尾藤は1966 年のビートルズ初来日公演の際に前座を務め、彼らの生の演奏を体感した歌手でもある。その尾藤の、歌唱はもちろん存在そのものがこの物語にとって大きなものだ。

ジョンから放たれる風は周囲の人をどんどん巻き込んでいく。だがスチュだけは、そこから飛び出すのだ。それは決別のように思えるが、そうではないことが戸塚や加藤の芝居を観ているとまっすぐに届く。5人の、どんな状況でもどんな状態でも、ライブシーンになると途端に輝きだす姿は感動的だ。この5人の光景を忘れてビートルズを聴くことはもうできないなと感じる舞台であった。


舞台写真


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撮影:岡千里


UPDATE:2023.05.22
【東京公演】当日券のご案内

東京公演は、各開演の1時間前より、東京建物 Brillia HALL(豊島区立芸術文化劇場)「当日券」受付にて、先着順で販売いたします。
販売席種:S席¥10,500 注釈付S席¥10,500(予定)
  • キャンセル待ちや、お入りいただけない場合もございます。
  • ご精算は、現金のみの取り扱いです。

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